ヘルプが必要ですか?
FAQ
1つのセンサーをプログラミングするときは、「VERIFY ERROR, PLEASE TRY AGAIN(エラーを確認して、もう一度やり直してください)」というメッセージが表示されます。
2011年1月1日以前に購入したアテックVT15ツール
2011年1月1日以前に購入されたアテックVT15ツールはWebVTソフトウェアに互換性を持たせるためアップデートしてください。アップデートする場合はのダウンロード手順は次の通りです。
OBDII再学習
OBDII再学習には新しいセンサーID番号を車載ECUに直接送信するため、TPMS診断ツールが必要です。各TPMSセンサーを検知し、車両のOBDポートに差し込み、ツール上に表示される手順に従ってください。新しいTPMSセンサーのID番号が車両に送信されます。アジアや欧州の車両の大半はOBDの再学習が必要になります。
2011年のトヨタ カムリに必要なOBDII再学習手順を行ってください。
VT56再学習画面 2011年型トヨタ カムリ
手動再学習と停止再学習システムには、TPMSを再学習する手順がいくつかあります。TPMS診断ツールでは、自動再学習、停止再学習、OBD再学習の操作を手順ごとに説明していますが、時間がかかり、複雑です。ディーラーや整備工場では、さまざまな理由からOBD再学習が標準となってきています。まず第一に、車種を問わず操作が同じなので作業が簡単であること。次に、OBD再学習は手順が少なく簡単、かつ時間の節約ができます。amra.org>によると、車両の62%はTPMS診断ツールが必要で、27%は、OBDの機能が必要です。このことからも、成長を続けるTPMS市場に合わせ、対応するOBDが多く信頼性のあるTPMS診断ツールを選ぶことが重要です。
ご存知でしたか?アテックは最も多くのOBDに対応(86%以上)しています。時間と費用の削減ができます!
OBDの再学習が正常に行われた後に、車両を運転するとTPMSのランプが再び点灯します。
SDカードの動作確認方法
VT56の場合は、ゴム製ケースを取り外します。右側に4GBのSDカードがあります。SDカードを押して取り出します。
SDカード(VT56、VT55)の場所は?
TPMSとは何の略ですか?
Tire Pressure Monitoring System(タイヤ空気圧監視システム)です。
TPMSの再学習の手順
直接式TPMSシステムを搭載した車両で、空気圧調整、タイヤローテーション、センサーの交換などの作業を行う場合、TPMSシステムの再学習が必要になります。再学習を行なうとタイヤの各センサーのID番号を車載ECUが読めるようになります。再学習が完了するとTPMSの診断異常コードが消え、車両のTPMSシステムが適切に機能するようになります。
メーカーによって再学習の手順が異なります。整備士の方は車両ごとの再学習モードへの切替方法を充分に理解してください。一方で、直接式TPMSシステムの再学習には自動再学習、停止再学習、OBD再学習の3種類があります。さらに、2種類以上の再学習タイプを組合せて使用する車両メーカーもあります。間接式TPMSシステムでは初期化を行いますが、システムのリセット方法を判断するためにTPMSツールが必要となります。
下のチャートは直接式TPMSシステムを搭載したアジア、米国、欧州市場における3種類のTPMS再学習の割合を表しています。
出典データ:アテック欧州データシステムより抽出 link
TPMSシステムのリセット手順
TPMSトリガーツールで何を検知しますか?
タイヤ内のTPMSセンサーを「検知」または「復号」します。TPMSセンサーはタイヤ内部に取り付けられているので物理的に操作できません。したがって、センサーの復号または検知はTPMSトリガーツールを使用して無線で行います。
TPMSトリガーツールとは?
TPMSトリガーツールは、タイヤに内蔵されている無線タイヤ空気圧監視センサーを有効化、または検知します。すべてのTPMSセンサーには内部バッテリーがあり、保管中でも電力が徐々に消耗していきます。車両が工場で生産され販売店に供給されるときは、タイヤ内蔵のTPMSセンサーが「スリープ」モードに設定されています。そのため、タイヤ内蔵TPMSセンサーを「有効化」または「起動」するにはTPMSトリガーツールが必要になります。
ディーラー/整備工場用アテックTPMSトリガーツール:VT56、VT55、VT36、VT15
アテックTPMS DIYトリガーツール:VT36、VT30、VT15
産業用アテックTPMSトリガーツール:VT60S、DiagVT、VT520
TPMSリセットツール、TPMSトリガーツール、TPMS復号ツールとの違いは?
TPMSリセットツールは、夏用タイヤから冬用タイヤへの交換、タイヤ交換、タイヤローテーションなどのたびに純正TPMSセンサー、または市販TPMSセンサーをリセットするとき、あるいはプログラムしなおすときに使用します。
ディーラー/整備工場用アテックTPMSリセットツール:VT56、VT55、VT36、VT30
「スリープ状態」または無効状態のセンサーをTPMSトリガーツールで「起動」または有効化します。
ディーラー/整備工場用アテックTPMS起動ツール:VT56、VT55、VT36、VT30、VT15
アテックTPMS DIY起動ツール:VT36、VT30、VT15
産業用アテックTPMS起動ツール:VT60S、DiagVT、VT520
A TPMS decoding tool can trigger or activate sensors, receive TPMS sensor information and send the TPMS sensor information to the vehicle’s ECU. The TPMS sensor information received by the TPMS decoding tool includes the pressure within the tire, the temperature of the TPMS sensor, the wheel rotating speed, the TPMS sensor unique ID, the battery status of the TPMS sensor, and more.
ATEQ TPMS workshop activation tools: VT56, VT36, VT15
ATEQ TPMS DIY activation tools: VT36
USB接続の正しい動作の確認(VT56、VT55)
VT56プリンター:プリンターの動作確認の方法
WebVTが機器を認識しない。
WebVT画面に「機器の検索中」または「機器が見つかりません」と表示されるときは、USBドライバをもう一度インストールしてください。エラーの原因は次のような場合が含まれます。
対策として次の手順を行ってください。
アテックTPMSツールのアップデート方法
初めてツールをアップデートするときは、次の手順を行ってください。
初回以降のアップデート時は、次の手順を行ってください。
アテックTPMSツールのプログラミングに関する推奨事項
サポートにご連絡いただく前に知っていただきたいこと
サポートにご連絡いただく前に、ソフトウェアが最新の状態にアップデートされているかご確認ください。アテックTPMSツールで発生する最も多いエラーの原因は、古いバージョンのソフトウェアをお使いになっていることです。ご使用のソフトウェアをアップデートして、問題が解消されるか確認してください。
センサーが検知しても反応しない
センサーのプログラム中、ツールに「WRONG FREQUENCY, CHANGE SENSOR(周波数が間違っています。センサーを交換してください)」というメッセージが表示されたとき
車両で使用する周波数(315~434MHz)ではプログラムできない市販センサーです。センサーと選択した車両に互換性があるかどうか確認してください。
センサーの検知を初めて行うと、[REDUCE TIRE PRESSURE(タイヤ空気圧を減圧)]のメッセージが表示されます。
第1世代のTPMSセンサー(Beruやパシフィックなど)を有効にするには、空気圧を加える必要があります。センサーがホイールに取り付けられている車両は、車両指定の空気圧に従いタイヤに空気を入れます。センサーの検知を行い、同時にタイヤから空気をゆっくり抜きます。数秒後に、センサーが応答します。タイヤに正しいタイヤ圧を入れます。
タイヤ空気圧についての知識
ツールのアップデートができない
サポートにお問い合せいただく前に、次の対処方法をお試めしください。
ツールのソフトウェアのアップデート後、最初にOBDII Moduleに車両を接続したときに、VT55/VT56が点滅する理由は?
OBDII Moduleには新しいファームウェアがあり、機器は車両との通信とOBDIIファームウェアのアップデートを同時に行おうとしているからです。ツールの電源を切り、もう一度電源を入れてください。メインメニューが表示されたら、OBDII Moduleを機器のみに接続してください。OBDIIのもう一端はなにも接続しないでください。ツールおよびファームウェアがOBDII Moduleを検出したら直ちにアップデートが開始されます。アップデートは60秒以内で完了します。完了したら、OBDII Moduleを取り外し、機器の電源を切ります。アップデートは完です。
ツールの製造番号の表示位置は?
アテックTPMSツールおよび装置すべてに製造番号が表示されているわけではありません。アテックTPMSツールの製造番号は以下の位置をご覧ください。技術サポートへお問い合せの際は、製造番号をお伝えいただくとお待たせする時間が短縮できます。
VT56:製造番号はツール裏面のB366から始まる番号です。
VT55:ゴム製カバーを取り外したツール裏面に製造番号が記載されています。製造番号を確認するにはゴム製カバーを外してください。B285で始まる番号です。
VT36:製造番号はツール裏面に記載されています。K360で始まる番号です。
VT30:製造番号はツール裏面のK300から始まる番号です。
VT60/VT60S:製造番号はツール前面に記載されています。B258で始まる番号です。
VT520:製造番号は装置前面に記載されています。C102で始まる番号です。
DiagVT: 製造番号はツール前面に記載されています。B240で始まる番号です。
TTD(タイヤ溝ゲージ):製造番号はツール裏面に記載されています。B380で始まる番号です。
ディーラー/整備工場でTPMSツールが必要な理由は?
TPMSツールが必要なときは次の通りです。
ディーラー/整備工場用アテックTPMSツール:VT56、VT36、VT15
データベース上に車両が見つからない。
アテックでは全乗用車の99%に対応しています。TPMSシステムを搭載した車両がツールに表示されない場合は、アテックにお知らせください。
パソコンで機器を検出できない
WebVTの画面に「機器の検索中」または「機器が見つかりません」と表示されるときは、USBドライバをもう一度インストールしてください。エラーの原因は次のような場合が含まれます。
機器のUSBドライバをダウンロードします。VT56、VT55、VT36、VT30、VT15、Mitsureset、Quicksetについては、次のファイルをダウンロードしてください。 USBドライバ
メーター内にタイヤ空気圧警告灯が表示される理由は?
タイヤの空気圧が低下すると警告灯が点灯しますが、車両のドアに記載されている指定空気圧まで空気を入れるとランプは消えます。車両の発進後にタイヤ空気圧警告灯のアイコンが数秒間点灯し、表示が消えない場合は、いずれかのタイヤの空気圧が指定空気圧より25%以上低下しています。タイヤ空気圧警告灯が約1~2分間点滅する場合は、TPMSシステムに不具合があります。
他にもタイヤ空気圧警告灯が点灯または点滅するときは、さまざまな状況が考えられます。考えられる原因は次の通りです。
停止再学習
停止再学習は、車両を運転しなくても新しいTPMSセンサーのID番号が車載ECUに送信されます。この再学習では、診断ツールまたは診断スキャンツールを使用して車両を学習モードにしているとき、センサーを検知するTPMSトリガーツールが必要です。無線周波数(RF)の信号で車載ECUと通信し、センサーがどの位置にあるか検知します。
2014年のフォード エスケープ(キーイグニッション車)では、次の停止再学習手順を行ってください。
VT56再学習画面 2014年型フォード エスケープ(キーイグニッション車)
商用車両の場合には、データベースに表示されないことがあります。
夏タイヤから冬タイヤへの交換時に「COPY SET(設定をコピー)」機能を使用すると「VERIFY ERROR, PLEASE TRY AGAIN(エラーを確認して、もう一度やり直してください)」というメッセージが表示されます。
作業の開始時にこれが起こる場合は、次の手順を行います。
検証時にこれが起こる場合は次の手順を行います。
市販TPMSセンサーのプログラム方法
プログラム可能な空白の市販センサーを使って新しいIDを作成し、古いセンサーを交換します。タイヤのサービス作業前にメーカー、モデル名、年式の選択、車両識別番号(VIN)をスキャンすることにより車両センサーの検知を行います。(車両識別番号(VIN)スキャンのオプションは北米のみ)。車両センサーを検知するとセンサーが損傷または欠陥しているかが分かります。センサーの検知を試みた後でもセンサー情報が表示されない場合は、車両メーカー、モデル名、年式、センサーのモデルを選択して新しくセンサーを作成する必要があります。
VT56と市販TPMSセンサーのプログラム方法は以下のビデオをご覧ください。その他のTPMSツールでセンサーをプログラムするにはこの方法を適用してください。
アテックVT56で空白のセンサーをプログラムする方法は2つあります。
オプション1:センサーメーカーを選択
– メインメニューから「Program(プログラム)」を選択し、次にプログラム可能なセンサーのモデルを選択します(注意:アテックTPMSツールは主要市販ブランドすべてのプログラム可能なセンサーに対応しています)。
– 次に、車両メーカー、モデル名、年式を選択します。
– [CREATE(作成)]を選択し、続いて[OK]をクリックして新たなセンサー情報を作成します。
– センサーにツールのアンテナを合わせます。
– センサーが正常にプログラムされました。
オプション2:車両メーカー、モデル名、年式を選択
– メインメニューから「Program(プログラム)」を選択し、次に車両メーカー、モデル名、年式を選択します。
– 次に、プログラム可能なセンサーのモデルを選択します(注意:アテックTPMSツールは主要市販ブランドすべてのプログラム可能なセンサーに対応しています)。
– [CREATE(作成)]を選択し、続いて[OK]をクリックして新たなセンサー情報を作成します。
– センサーにツールのアンテナを合わせます。
– センサーが正常にプログラムされました。
持っているTPMSツールでセンサーの検知、有効化、またはリセットできない理由は?
お持ちのTPMSツールでセンサーを有効化またはリセットできない場合、最新のTPMSセンサーに対応したアップデートの適用をお勧めします。TPMS市場は成長を続けており、新しいTPMSセンサーが絶えず導入されています。アテックのエンジニアは、TPMSツールが現在導入されているすべてのTPMSセンサーに互換性を確保するため、日々努力しております。
VT56、VT55、VT36、VT30、VT15などのアテックTPMSツールはアップグレードによって、市場に導入される最新のTPMSセンサーに互換性を持たせることができます。
汎用TPMSツールとは?
汎用TPMSツールは今あるすべてのTPMSセンサーを検知、または有効化できます。一方、TPMSツールは1種類または数種類のセンサーにのみ対応します。
ディーラー/整備工場用アテック汎用TPMSツール:VT56、VT36、VT15
DIY用アテック汎用TPMS ツール:VT36、VT15
産業用アテック汎用TPMSツール:VT60S、DiagVT、VT520
直接式 vs. 間接式TPMSシステム
TPMSシステムには直接式TPMSと間接式TPMSの2種類があります。直接式TPMSシステムはホイールの内側にTPMSセンサーを取り付け、空気圧データをリアルタイムで車載ECUに送信します。アジア、米国、欧州の車両で採用されています。間接式TPMSシステムはおおよそのタイヤ空気圧を検知するため、タイヤの回転数を監視するABSシステムが用いられています。アジアや一部欧州の車両で採用されています。
空気圧表示が間違っている。
考えられる原因:使用されているプロトコルが間違っています。アテックにお問い合せください。
純正、汎用、設定可能またはプログラム可能なTPMSセンサー
直接式TPMSシステムを搭載する車両にはTPMSセンサーがあります。TPMSセンサーが機能していない場合は、再学習作業の前にセンサーを交換してください。損傷したTPMSセンサーの代わりに純正センサーや市販センサーに交換してください。
市販TPMSセンサーには汎用のものや、設定可能またはプログラム可能なものなど様々な種類があります。純正センサー、汎用センサー、設定可能なセンサーには、新しいセンサーID番号があらかじめ設定されており、TPMS診断ツールを使用して有効にする必要があります。プログラム可能なTPMSセンサーは、TPMS診断ツールを使用して古いセンサーからID番号を転送するか、新しいID番号を作成してください。
複数のブランドを扱う修理工場では、汎用センサーや純正センサーへの対応が必要です。Alligator sens.it, BWD Standard OE and Standard QWIK, Continental REDI-Sensor, Dorman Direct Fit, Hamaton U-Pro, HUF IntelliSens, MOBILETRON, NAPA QWIK and OE Design, Orange Simple Sensor, Schrader EZ-sensor, SMP Standard OE、 STEELMAN Selectなど、最も数が多い市販製品に対応しています。
TPMSセンサーの作業に関する、アテックVT56およびVT36の重要な機能は次の通りです。
純正または市販センサーを4つとも検知した後にOBDII ModuleとECUに接続しても何も起こりません。
先に進む前に、上述の項目をすべて確認してください。
純正や市販センサーを4つとも検知した後にOBDII ModuleとECUに接続しても、「TRANSFER_FAILURE(送信エラー)」のメッセージが画面に表示されます。
自動再学習
自動再学習は、TPMSツールで再学習をしなくても複数のTPMSセンサーのID番号を学習することが可能です。さらに、タイヤの空気圧調整、センサーのローテーション、センサーの交換ができます。また、車両を一定時間運転した後、TPMSシステムが自動的にリセットされます。ただし、タイヤ/ホイールの作業前に、TPMSツールを使用して車両の各センサーが正しく作動しているか必ず確認してください。
2008年のダッジ チャージャーに必要な自動再学習手順を行ってください。
Image of VT56 自動再学習画面 2008年型ダッジ チャージャー
車両にTPMSセンサーが装備されている理由は?
タイヤ空気圧監視システム(TPMS)は、タイヤの空気圧の状態をドライバーに伝えるための機能です。通常のシステム動作では、いずれかのタイヤの空気圧が指定空気圧より25%以上低下すると、TPMSシステムによってタイヤ空気圧警告灯が点灯し、ドライバーに注意喚起を行います。タイヤセンサーで「タイヤ空気圧低下」が検知されると、315MHzまたは433MHzの無線周波数(RF)信号が車載ECUに送信され、タイヤの空気圧が指定の数値を下回ってないか判断されます。車両によって、タイヤ空気圧警告灯またはその位置を特定する警告が表示されます。
2000年、ファイアストン社はタイヤのトレッド剥離により650万本以上をリコールしました。NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)はその後、2008年までに米国内で販売されるすべての自動車にタイヤ空気圧警報システムを装備することを義務付けるトレッド法の初版を施行しました。対象車は車両重量が約4.5トン(10,000ポンド)以下のすべての乗用車・軽商用車です。
TPMSシステムのメリット:
TPMSを装備したタイヤは、TPMSセンサーの内部空気圧情報を読取り、空気圧が一定以上低下したときにタイヤ空気圧警告灯を点灯してドライバーに警告します。
重要:OBDで問題が発生した場合は、まず次のことをご確認ください。
ビデオ